銘柄まとめ

業績安定の通信業界!株価の戻りが鈍い3社に注目!

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ディフェンシブ銘柄と呼ばれ、不況の影響を受けにくい通信業界。
この記事では日本の通信関係の銘柄で株価の戻りが鈍い3社について分析、考察しています。

業績安定の通信業界!株価の戻りが鈍い3社に注目!

この記事で伝えたいこと

・インターネットは需要がなくならない
・通信業界はストック型ビジネスの為、業績が安定
・株価の戻りが鈍い理由を考える

 

沖縄セルラー電話(9436)

事業内容

沖縄セルラー電話は沖縄県にて事業展開する携帯電話サービス会社です。

特徴は以下です。

・KDDIの子会社なので、auを扱う
・地域密着企業の為、沖縄県でのシェアNo.1
・沖縄電力と協業し、電力サービス開始

 

業績

沖縄セルラーの業績はこちらです。

沖縄セルラーの売り上げ高推移

売上は毎年増加中!
問題ありませんね。

続いて純利益はこちら

沖縄セルラーの純利益推移

純利益も連続増加!

過去最高益を更新中です。

売上高と純利益がきれいに右肩上がりなので、本業が順調に進捗していることがわかります。

一応この業績の根拠も見ておきましょう。
こちらはauの契約件数と電力の契約件数の推移になります。

携帯電話の推移 電力の契約件数

契約件数はしっかり増加していますね。

携帯電話、電力ともに月額料金となるので、解約されない限りは何もしなくても売り上げが計上されます。

これが通信業界の不況に強いといわれる所以です。

 

配当金

実は沖縄セルラーは高配当銘柄でもあります。

配当金の推移は下図のようになっています。

沖縄セルラーの配当金

19期連続増配

素晴らしいですね~。

こんなに増配が続いても配当性向は40%以下となっているのも好印象ですね。

 

財務

財務に関する指標は下図を参考にしてください。


引用:https://kabutan.jp/stock/finance?code=9436

自己資本比率高い!
有利子負債ほぼ0!

超優良企業ですね。。
倒産することはまず想像できないです。

 

懸念点

攻守ともに優秀すぎる同社ですが、懸念点があります。

それは

マーケット規模が小さい

ということです。

同社は沖縄でしか展開していません。本州には親会社のKDDIがいるので、入る余地はありません。
そして沖縄の人口は横ばいです。

ということで、今のところ順調ですが、そこまで伸びしろがないというのが個人的に残念です。

一応電力事業は始まったばかりなので、今後はそちらの成長率がカギとなるかと思います。

東名(4439)

2社目は(株)東名という会社です。

事業

東名の主力事業は

中小企業向けの光回線提供

になります。

いわゆるNTTの代理店です。
いまやほとんどの会社がインターネットを契約しています。
ではいかにして東名はその契約を勝ち取っているのか。。

それは他サービスとのセット割です。

東名は光回線以外にも、ウォーターサーバーや複合機など、会社に必要な設備を提供しています。

それらの設備と光回線をセットにすることで他社よりも低価格を実現し、契約を勝ち取っています。

また、個人向けにも光回線サービスを提供しています。

業績

業績はこのようになっています。

まずは売上高から

売上高は順調に増加しています。

契約が安定して増加している証拠ですね。

純利益についてはこちら


純利益は2016年に赤字となっています。

これは光回線事業を開始したのが2015年だったので、初期投資の分を回収しきれていないためです。

通信事業のようなストック型ビジネスは契約してもすぐには収益にはつながりません。

時間とともに徐々に人件費や設備費を回収していくスタイルなので、最初はどうしても赤字になってしまします。

 

収益性

収益性を表すROEの推移はこちら

東名のROEの推移

ROEは自己資本利益率といって、株主から集めた資本からどれだけ利益を生み出しているかを表す指標になります。
この数値が高いほど効率よく稼いでいるということが言えます。

2019年から大きく下がっていますね。
これは2019年に上場して、自己資本が大きく増加したためです。

ROEは14%と高い水準にあります。
ビジネスモデルは優秀といえます。

 

営業利益はこんな感じです。

東名の営業利益率の推移

営業利益率は徐々に増加しています。

契約件数が増えてきていることが要因となっています。

投資対象としては

営業利益率が高い銘柄よりも営業利益率が上がり続ける銘柄

のほうが株価の伸びしろがあるので、魅力的です。

財務

財務指標は下図を参考にしてください。

東名の財務指標引用:https://kabutan.jp/stock/?code=4439

自己資本比率が少しずつ増えています。

有利子負債も少ないので、倒産リスクはありませんね。

財務は健全です。

懸念点

懸念点は

会社の規模が小さい

ということです。

現在のショックでダメージを受けやすいのはやはり中小企業です。

幸いストック型ビジネスなので、収益は安定していますが、今年は大きな増加が望めないことと思います。

 

 

光通信(9435)

3社目は光通信です。

この光通信という会社はいわゆるホールディングカンパニーで、子会社が本業を営んでいます。

事業

中小企業と個人向けに通信回線を提供している会社です。

光回線以外にも、企業向けに携帯電話端末やウォーターサーバーなどの設備を貸し出ししています。

さきほどの東名と事業は似ています。

業績

業績はこのようになっています。

光通信の売上高
売上高は5千億円!

規模がでかいですね~

この規模でストック型ビジネスは魅力的です。

 

次に純利益

光通信の純利益

純利益は2020年は減益予定となっていますが、それまでは順調です。

 

配当金

配当金に関してはこんな感じです。

光通信の配当金

なんと9期連続増配!

そして配当金が年4回もらえます。

一株あたりの配当金が高額なので、4分割しているんですね。

配当利回りは4月3日時点で2.5%となっています

財務

財務指標はこのようになっています。

光通信の財務引用:https://kabutan.jp/stock/?code=9435

自己資本比率が低く、有利子負債も大きいです。

2019年は社債発行で有利子負債が増加しています。

財務的にはまあ普通といったところです。

懸念点

懸念点としては

株式をたくさん保有している

ということです。

じつは東名の大株主リストにも入っているんです。

おそらく今回のショックで相当の含み損を抱えていると思います。

 

以上になります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。