銘柄分析

すかいらーく(3197)好調!株主優待と飲食業界の今後について

スポンサーリンク

3Q決算で業績改善できたことから、株価を大きく挙げたすかいらーく、優待内容と銘柄分析、飲食業界の今後について書かせていただきました。

すかいらーく(3197)!株主優待と飲食業界の今後について

この記事の要点です。

  1. 株主優待は利回りが高くおすすめ
  2. 業績は飲食業界の中ではかなりいい
  3. 人件費増加と少子高齢化による顧客減少で飲食業界は収縮する
  4. 現在の株価は妥当

 

50年続く外食企業

すかいらーくの企業情報です。

社名 株式会社すかいらーくホールディングス
本社所在地 東京都武蔵野市
設立 2011年
決算期 12月
代表取締役会長兼社長 谷真
正社員 6,283人
大株主 日本マスター信託口
日本トラスティ信託口

設立50年と歴史は長いです。
M&Aを繰り返し、現在は3,000店舗以上を運営する会社となりました。

事業内容

すかいらーくは様々な外食店を経営しています。

・ガスト
・ステーキガスト
・しゃぶ葉
・夢庵
・から好し

など、主にファミリー向けのレストランを展開しています。
最近ではデリバリーも行っており、売り上げは伸びている模様。
また、ガストでは一人用の席が設置されるようになり、サラリーマンの集客につながっているようです。

店舗数の推移はこんな感じです。


引用:決算資料

すかいらーくは自社の店舗のブランドを転換(例えばガスト⇒しゃぶ葉など)することで、常にニーズに合わせた経営戦略を行っています。
近年では売り上げが落ちていた店舗をしゃぶしゃぶ食べ放題の「しゃぶ葉」に転換することで売り上げを回復させています。
※リモデルとは店舗改装のことです。

株主優待はおとく

すかいらーくにはお得な株主優待制度があります。

保有株式数に応じてすかいらーくグループで使える優待券を贈呈しています。

保有数と贈呈金額は以下の通りです。


引用:https://ir.skylark.co.jp/stock/benefit.html

保有株式数 贈呈金額 最高利回り※
100株~299株 6,000円 2.77%
300株~499株 20,000円 3.08%
500株~999株 33,000円 3.05%
1,000株~ 69,000円 3.18%

※11月22日時点での株価2,165円を基準にして、必要最低減の株式を保有数していた場合

これをみると、1,000株保有していた場合が一番利回りが高いことがわかります。
たいていの株主優待は、100株保有のときに一番利回りが高いです。

しかし、年間69,000円も使いきれるかどうかは怪しいですね。。笑

年間70回くらいガストに行く人は是非1,000株保有したいところ

 

飲食業界の課題

▽人件費の高騰
もともと飲食業界は売上に占める人件費の値が大きいことが特徴です。それでも飲食業界の給与水準は特に低い状態なので、最低賃金が上がると業界はひっ迫してきます。
頼みの綱としては、ロボット技術が開発し、ウェイターや調理師の役割を担ってくれることですね。
ちなみに最近では各テーブルに置かれたタブレットによって注文や会計を行えるシステムを導入し始めています。
すかいらーくは最新のICT技術を活用する姿勢が他社よりも強いです。

▽顧客の減少
現在日本は少子高齢化が進んでおり、外食の対象となる顧客は減り続けています。飲食業は海外展開することも難しい為、利益を伸ばそうと思うと一人当たりの売り上げ単価を上げる必要があるります。一部メニューの値上げや、安い材料に置き換えるなどの工夫が強いられるでしょう。


スポンサーリンク


売上高は伸びているが、、

2015年から2019年の業績推移です。

売上は右肩上がりですね。
外食産業の中ではかなり好調です。
しかし純利益は伸び悩み。

要因としては以下のとおり
・新規店舗の増加
・デリバリー及びテイクアウトの売上は堅調
・人件費単価増加

人件費に関してはAIが進んで行けば解決されそうですが、AIシステムの導入費などがかさみそうですね。

 

EPSの推移です

EPSは右肩下がり。
売上は増加しているので、収益力を改善してほしいところ。

 

財務

2015年から2019年の自己資本比率および自己資本の推移です。

自己資本は着実に増えていますが、自己資本比率は35%にとどまっています。
自己資本比率の合格ラインは50%と言われています。
この値が低いと銀行からの有利子負債が多いということなので、あまりよくないです。

 

収益力は低い

2015年から2019年のROE、ROA、売上営業利益率の推移です。

ROE、営業利益率ともに下がっています。
人件費の高騰が影響しているものと思われます。
営業利益率の水準は業界によって異なるので、他社の営業利益率を調べてみるとこんな感じでした。。

ゼンショーHD 3.61%
吉野家 0.48%
マクドナルド 9.77%
トリドール 4.21%

案外悪ないすかいらーく(”_”)

株価は右肩上がり

すかいらーくの5年チャートです。

株価 2,160円
PER 35.82 信用倍率 0.1倍
PBR 3.28 浮動株 68.7%
配当利回り 0.88% 外国人保有率 10.8%

業績につれて株価も右肩上がりです。

飲食企業のPERは大体40倍、PERは3倍あたりなので、すかいらーくの現在の株価はそこまで割高ではありません。

信用倍率が低く、浮動株の割合が多いので、

個人投資家が優待目当てで中・長期保有している銘柄
ということがわかります。
そのため、ダウの下落などの影響を受けにくいですが、株主優待の悪化による株価下落は顕著に出るかと思われます。

2020年は東京オリンピックがある為、訪日外国人が多く、飲食店の売上も上がることが予想されます。優待も魅力的なので、資金に余裕があれば保有しておきたい銘柄ですね。

 

まとめ

・優待利回りが高い
・飲食業界の中では好業績を続けている
・2020年は東京オリンピックにより売り上げが上がる

・収益力が低い
・長期で見ると飲食業界は収縮する
・自己資本比率が低い

以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。