銘柄分析

2020年のオイシックス・ラ・大地(3182)の株価分析。【9月株主優待】

スポンサーリンク

今回はオイシックス・ラ・大地の株価が今後伸びると思われるので書かせていただきます。

 

オイシックス・ラ・大地(3182)の株価分析。【9月株主優待】

この記事の要点です

有機野菜配達に特化した唯一の上場企業

12期連続増収

③財務は無難

④2Q時点では前年比2ケタ減収

⑤市場規模は狭い(個人的見解です)

⑥株価は1200円くらいで押し目狙える

企業情報

オイシックスの企業情報です。

社名 オイシックス・ラ・大地・株式会社
本社 東京都品川区
資本金 1,259,797 千円
事業内容 ウェブサイトやカタログによる一般消費者への有機野菜、特別栽培農産物、無添加加工食品等、安全性に配慮した食品・食材の販売
従業員数 677名
上場市場 東京証券取引所マザーズ
代表取締役社長 高島 宏平
大株主 高島 宏平社長
ローソン
リクルート
日本トラスティ・サービス

社長が大株主になっているのはプラス材料ですね。

株主優待

オイシックスには株主優待制度があります。

▽優待内容

100株以上保有で1,500円相当
1,000株以上で2,000円相当
の商品を以下の①②のいずれかから選択できます。

権利落日は9月末

①クラフトマーケットfromUSA
アメリカのスタートアップ企業の商品セットです。

オイシックスの株主優待
②クラフトマーケット from Japan
新米とごはんのお供のセットです。

オイシックスの株主優待

引用:公式HP

 

事業内容

事業は主に

生鮮食品の配達サービス

です。

以下の3つのブランドを提供しています。

  1. Oisix短時間で作れる献立キットを家族向けに配達
  2. 大地を守る会有機食材の配達
  3. らでぃっしゅぼーや野菜の詰め合わせBOXの配達

 

その他の事業として
・EC宅配支援
・移動型スーパー
・海外宅配事業
・店舗外販事業
も行っています。

売上は微々たるものですが、利益率は上がっています。

業績

5年間の業績は以下のようになっています。

(百万円) 売上 経常利益 当期純利益
2016年3月 20,158 774 538
2017年3月 23,016 750 515
2018年3月 39,987 891 237
2019年3月 64,026 2,312 2,387
2020年3月予定 70,000 2,200 1,000

オイシックス・ラ・大地_有価証券報告書

・資料では2008年までしか遡れなかったのですが、12期以上連続増収しています。

・2019年に当期純利益が以上に高いのは理由があります。
これは「らでぃっしゅぼーや」をM&Aした為、法人税軽減の恩恵を受けたからです。
翌年からはこの恩恵はありません。

・2019年の当期純利益の実力値は1,100百万円となっています。

・2020年の当期純利益の減少はのれん償却による減益を含んでいます。

1月5日追記
・11月14日に発表した中間業績では営業利益が900百万円、純利益が390百万円でした。進捗率は40%ほどとなっており、予想に届かない可能性が出てきました。
減益した理由は宣伝広告費が圧迫したためです。

ポジティブ要素
・12期以上連続で増収(過去最高更新中)
・営業利益は3年連続上昇

ネガティブ要素
・当期純利益は2019年から減少
・2018年に減損会計により当期純利益激減
・2020年度の中間業績が悪化


スポンサーリンク


他社との優位性とリスク

優位性

有機野菜宅配のパイオニア
どこよりも早くこの事業を手掛けており、長年培ったノウハウと確立された収益モデルがある。

・M&Aの成功事例
18年2月に買収されるまでの「らでぃっしゅぼーや」は赤字だったが、買収後に黒字化している。また、アメリカでビーガン食宅配を展開する「スリーライムズ」の買収をすることが発表された。スリーライムズも赤字経営が続いた会社だったが、オイシックスの下で黒字化することが期待される。

食に関する意識が高まっている
アメリカではビヨンドミートという人口肉が非常にを集めている。ビーガンという言葉もよく聞くようなり、食への健康志向は高まっている。

リスク

・開拓余地が狭い
わざわざ高い金額を払って有機野菜にこだわるのは生活に余裕がある家庭のみです。また、既存の生活に置き換わるものではなく、プラスαの価値となるいわゆる”ぜいたく品”のような製品です。そのため、開拓余地は狭く、一定の会員数で頭打ちする可能性が高いです。

 

株価と財務状況

現在の株価

オイシックス・ラ・大地の2年チャートです。

オイシックスの2年チャート

引用:Yahoo!ファイナンス

時価総額 415億円
株価 1,214円
PER 41.6倍
PBR 3.06倍
配当 0
2019年12月30日時点での数値です。

・株価は落ち気味
自社の予想を上回っており、赤字だった事業が黒字転換したにもかかわらず、株価は下がっています。それ以前の株価が割高だったということでしょう。逆に押し目を狙える機会ができたといえます。

・PER、PBR高め
ほかに食材専門のEC事業を行っている上場企業がないのですが、通常のネット販売を主に行っている企業のPERは10~30倍となっています。

・冬はおせちやお歳暮により売り上げが伸びる時期なので、次の決算で株価が上がる可能性はあります。


スポンサーリンク


財務状況

ROE 7.36%
ROA 4.06%
営業CF 3.115百万円
投資CF -2,215百万円
利益剰余金 6,288百万円
有利子負債倍率 0.01%
自己資本比率 55.2%

引用:オイシックス・ラ・大地_有価証券報告書

 

ポジティブ要素
・営業CFがプラスなので、本業における利益確保ができている
・有利子負債倍率が少ないので、倒産リスクは少ない
・自己資本率が50%以上あるので、倒産リスクは少ない

ネガティブ要素
・ROEが低い(前年は21.2%だったが、大幅に下落している)

 

まとめ

ポジティブ要素
・社長が大株主
・財務が健全
・前向きな経営で、事業の拡大をし続けている
・有機野菜に特化した上場企業が他にない
・赤字の事業を黒転させる経営力がある

ネガティブ要素
・今後の新規事業で利益が取れるか未知数
・会員数が減少している事業もある
・事業投資が多いので、利益が残りにくい
・市場規模が狭い

魅力もいくつかある会社なんですが、この事業伸びるのか?っていう疑問が付きまといますね。。

以上、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。