銘柄分析

日本電産(6594)下方修正するがEVモータが爆売れ

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日本電産の直近の決算に関する見解と、今後の株価推移について書かせていただきます。

日本電産(6594)下方修正するがEVモータが爆売れ

日本電産とはどんな企業なのか、直近の決算ではどのようになっているのか、などまとめています。
この記事の要点です。

  1. 下方修正はポジティブ要素
  2. 中国市場の回復の見込みはない
  3. 投資家から注目されている銘柄

 

1代で創り上げた巨大企業

企業情報をまとめました。

社名 株式会社日本電産
設立 1973年
代表取締役会長 永守重信
決算期 3月末
従業員数 10万7554人
主要株主 永守重信

一代でこの規模の会社を作り上げた永守重信氏は敏腕経営者として知られています。
ソフトバンクの孫氏やユニクロの柳井氏と肩を並べるようなお方です。

事業は電子機器メイン

日本電産の事業概要です。

引用:日本電産_

PCのHDD内のモータ、電動パワステ用モータは世界シェアトップ

そのほか、産業用機械のスイッチやセンサなどの製造、販売をしています。

一言でいうと、「世界トップクラスのモーター企業」

 

決算は下方修正

日本電産は10月23日に2Qの決算発表を行いましたが、連結業績の下方修正を発表しました。
従来予想の1350億円から350億円、26%の下方修正をしています。

▽理由①追加投資

同社のEV(電気自動車)用モーターの需要が爆発的に伸びています。
中国、米、欧州における需要が広がり、受注見込みが3か月で5倍となったそうです。

これにより、さらなる開発研究費が必要となり、300億円を追加投資する予定となっています。永守会長「研究開発費の設定を誤った」とコメントしています。

▽理由②米中貿易戦争

米中貿易戦争の影響で中国では需要の落ち込みが続いています。
中国国外向けを含む中国で生産する製品の19年4~9月期の出荷額は前年同期比3%減の1747億円でした。同社は期初から中国市場の厳しい見通しを示していました。佐藤副社長は同日の記者会見で「底割れはしていないが、回復の兆しは見えていない」と指摘ています。
日本経済新聞

▽コメント
追加投資による下方修正は株価には大きく影響することはないかと思います。
むしろ受注が増え続けているのであれば好機ととらえてもいいでしょう。
中国市場の冷え込みは懸念ではありますが、増配もしていますし、ネガティブ要素は少ないです。

 

業績

2018年~2020年の業績の推移です。


売上は上がっているが、利益減。

研究開発費の追加投資により純利益が減少しています。
売上は伸びているので、問題ないですね。

2019年7月米国家電会社ワールプール社のコンプレッサ事業である「エンブラコ」を買収したことにより増収。
「車載」「精密小型モータ」「機械装置」「電子・光学機器」の事業では今期は全て減収しています。

財務

2018年~最新の自己資本と自己資本比率の推移です。

3年間で50%付近をキープしているので、問題ないかと思います。。

有利子負債が増加した影響で、自己資本比率は減少しています。
設備投資の為かと思われます。

 

収益力

2018年~2020年のROE・ROAの推移です。

ROEは下がり気味

ROAが5%を超えているので、そこまで悪い数値ではありませんが、右肩下がりなので、大きな期待はできません。

 

株価推移

2年チャートです。

日本電産,チャート

引用:楽天証券_日本電産

株価 15,480
PER 45.55 信用倍率 2.36
PBR 4.76 外国人保有率 33.8
配当 115円 投信保有率 8.0

※数値は2019年10月24日のものです。

PER,PBR、外国人保有率が高いので、期待されている銘柄であることがわかりますね。

配当利回りは低いものの、底は堅いです。
先日の決算で下方修正を発表されましたが、株価は下落していません。

今後はEV関連モータが利益に計上されるときのことを見越して買いは集まると思います。

ただ、株価が高いので、100株買うのも大変です。。

 

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まとめ

・EV関連モータが絶好調
・財務はまずまず
・5G普及によりモータ需要拡大の可能性あり

・中国市場の冷え込み
・設備投資が追加される可能性がある
・ROEは高くない

以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。