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Klab(3656)株価予想。新作ラブライブでも株価上がらない

Klabの銘柄分析をしました。9月26日にリリースされるラブライブの新作アプリがどのように影響されるかも考察しています。

Klab(3656)株価予想。新作ラブライブでも株価上がらない

ここ数日で急上昇を続けているKlabですが、ラブライブによる影響はどれほどのものか、それによって株価はどう動くかを考えてみました。

 

この記事の要点

  1. 管理費の増加で業績は右肩下がり
  2. ラブライブはビッグコンテンツであり、収益は見込める
  3. ラブライブ以外のゲームが伸び悩み、業績は大きく改善されないので、株価も上がらない

 

企業情報

社名 Klab株式会社
本社所在地 東京都港区
設立 2008年
事業内容 ゲーム事業
代表取締役社長 森田英克
従業員数 単体 535名
決算 12月
主要株主 真田哲弥(創業者)

ちなみにコロプラの馬場功淳社長はKlab出身です。

 

株主優待

Klab,株主優待
引用:https://www.klab.com/jp/ir/benefits/

  • 保有株式数・保有期間に応じて、当社が提供しております人気ゲームタイトルをデザインしたオリジナルクオカードを進呈(複数種類ご用意)
  • 毎年12月末時点で、500株(5単元)以上の当社株式を6ヶ月以上継続して保有されている株主様を対象
  • 券面は全て500円で統一

 

ゲーム事業とベンチャーキャピタル事業


同社の事業内容は主にスマートホン向けゲームになります。

特に好評なのが2015年7月にリリースした『BLEACH  Brave Souls』
実績はこちら⇩

・全世界4000万DL
・各国セールスランキング

カタール:1位
バーレーン:1位
日本:3位
フランス:6位
UAE:6位
カナダ:9位
オーストリア:10位
アメリカ:19位

 

 

また、わずかながらベンチャーキャピタル事業も展開しています。

シード、アーリーステージと言われる威嚇的若い段階ののインターネット起業に投資及び支援を行っています。

セグメントの割合はこんな感じです。

ほとんどゲーム事業なので、ベンチャーキャピタル事業でのつまづきは今のところ気にしなくてもよさそうです。

 

優位性とラブライブについて

ゲーム市場に追い風
モバイルゲーム市場は世界的に売上が増加しています。eスポーツの発展も加わり、需要が増え続けることと思われます。

 

 

ビッグコンテンツの新作ゲーム
Klabとブシロードが共同開発している、ラブライブの新作アプリが9月26日にリリースされることが発表されました。
ラブライブがどれだけ巨大なコンテンツなのかは下図をご覧ください。


引用:博報堂_支出喚起力

これは博報堂がリサーチした2019年の支出喚起力ランキングです。

支出喚起力とは、コアファンによる、年間の関連市場規模の指標のことです。

このランキングで18位となっており、ポケモンと近しい数値であることから、ラブライブの売上に期待できることがわかります。

 



業績は右肩下がり

Klab,業績
抜粋:Klab_決算資料

売上は上がっているものの、経常利益と純利益が低下していますね。

ラブライブでの収益を見込んでもこの数値だと残念ですね。

なんとか管理費を見直して、軌道修正して欲しいところ。

『BLEACH』以外の既存タイトルの売上が減少

人件費が増加

広告宣伝費が減少

 

財務はそんなに悪くない

2017年~2019年の自己資本と自己資本比率の推移です。

Klab,自己資本
優秀。

自己資本はソフト開発による無形固定資産が計上されている為、順調に伸びています。

ですが、自己資本比率は2019年12月に下がると予想されています。

やはり管理費がかさみ、有利子負債を抱える状況が続くようですね。

それでも自己資本比率が60%以上あるので、財務的に問題はありません。むしろ良い方です。

続いてROE・ROAの推移です。

Klab,ROE
ROEについての記事はこちら
ROEの見かたと使い方

右肩下がりですね。
利益が取れなくなってきていることが要因ですね。
低い数値ではないですが、スマホゲーム業界の平均値は高いので、同業他社と比較すると見劣りします。

ROE参考値

ガンホー 24.93%
ミクシィ 15.43%
コロプラ 5.99%

 



 

株価推移

6か月チャートです。

Klab,チャート
引用:楽天証券_Klab_チャート

9月24日時点

株価 1,196 配当
PER 23.73 信用倍率 1.8倍
PBR 2.88 外国人保有率 12.9%

 

チャートは良い感じのN型の右肩上がり。
出来高も伸びています。
ラブライブの期待を含んだ株価となっています。

PERはゲーム業界の中ではそんなに高くありません。
しかし、PBRをみると割高。
PERについての記事はこちら
PBRについての記事はこちら

信用倍率は高くないので、まだ伸びしろがあるかと思います。

 

まとめ

 

・ラブライブの新作アプリがリリース
・全体的にゲーム市場は伸びている
・BLEACHのアプリは国内外で好調
・財務は悪くない

・管理費の増加による利益減
・株価は割高
・BLEACH以外のゲームが伸び悩み

とにもかくにも、今の株価はラブライブの期待を含んでいるということを意識しておきましょう。

業績は減少する予想となっていますので、よっぽど爆発的にラブライブが売れない限りは去年の水準まで株価は戻らないと思います。

以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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