銘柄紹介

ジョーシン<8173>株価下落!業績は良いが・・・

9月の優良株主優待券がもらえる上新電機(ジョーシン)の株価がこれから下がりそうなので、書かせていただきます。

上新電機の株はまだ買わない方がいい

上新電機の現在の株価は2189円(6月14日時点)です。

実は割高です。

以下に理由を書きます。

増税前の特需か!?業績は好調

2019年3月に連結業績が公表されました。

(百万円) 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期(予想)
売上高 391,726 403,832 410,000
営業利益 9,680 10,987 11,500
経常利益 9,662 11,003 11,500
当期純利益 5,579 6,354 6,650

引用:https://www.joshin.co.jp/quality/text/pdf/20190510.pdf
売上高、経常利益、当期純利益はしっかり上昇していますね。
2020年の予想でも向上の見込みがあります。

2019年10月に行われる消費税増税前の駆け込み需要が発生している模様です。

エアコン・テレビの売り上げが増加

品種別売上

(百万円) 2018年3月期 2019年3月期 増減
家電(テレビ・冷蔵庫・エアコン) 207,015 215,548 +4.1%
情報通信(PC・携帯電話etc) 90,843 94,035 +3.5%
その他(ゲーム・時計・修理) 93,867 94,247 +0.4%
合計 391,726 403,832 +3.1%

引用:https://www.joshin.co.jp/quality/text/pdf/20190510.pdf

これの細かい内訳は↑リンクに飛んでいただけると確認できます。

テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機など、高額で大きな製品は売上が上昇していますね。

特にエアコンが15%増となり、家電の売り上げを引き上げたようです。

その反面、携帯電話や映像ソフト、ゲーム等は減少しています。実物を見る必要がないものはネット通販に顧客を奪われているのでしょう。

株価は右肩下がり


上段:25,50,75日移動平均線
下段:出来高
引用 楽天証券_上新電機<8173>

株価 2198円
PER 8.44    PBR  0.67
年高 2,754円 年安 2,078円
配当 50円(2.2%)
自己資本比率 41.52%

株価は右肩下がりですね。
2019年3月の年高から考えると
3か月で550円の下落です。
割合にしてー20%

2018年では4000円近くまで株価は上昇していたので、1年間で約-50%

業績は伸びているにも関わらず、株価が追いついていないようです。

RSIを見るともう少し下がりそう


上段:緑色=ボリンジャーバンド 紫色=移動平均線 下段:RSI
引用 楽天証券_上新電機<8173>

株価のチャートに書かれている緑色の線はボリンジャーバンドと言います。統計学上、株価がこの範囲内で推移する可能性が高いと言われています。
つまり、下の線より下がったら買いのサイン上の線より上がったら売りのサインです
いまのところはこの範囲に収まっており、まだ買いのサインではありませんね。

下段の紫色の折れ線グラフはRSIと言います。直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測しようとする指標です。
この値が70%を超えると買われすぎ、30%以下で売られすぎという判断で大丈夫です。
現在70%付近で、過去のデータを見ても70%を境に下落しているので、これから少し下落することが予想されます。

家電量販店全体が落ち込んでいる

家電量販店への期待度が下がっています。

理由はネット通販の普及とスマホの利便性にあります

ネット通販だけのメリット
・人件費がかからないので安い。
・自分が移動しなくても商品が家に届く。
・商品の幅が広い。

スマホが奪った家電市場
・パソコン
・カメラ
・携帯ゲーム機
・音楽プレーヤーetc

アメリカでは次々と家電量販店は廃退し、トイザらスも破綻してしまいました。
日本もその後を辿る確率は高く、家電量販店は生き残りをかけた戦いを強いられています。

同業界他社の業績と株価を見てみましょう。

ビックカメラ


引用

楽天証券_ビックカメラ

2018年8月期 2019年8月期(予想) 増減
売上高 844,029 895,000 +6.0%
経常利益 29,241 30,600 +4.6%
当期純利益 17,122 17,800 +4.0%

売上、純利益ともに増加していますが、株価は2018年時よりもかなり落ち込んでいますね。経営する側としてはこれはきつい状況。

エディオン


引用
楽天証券_エディオン

(百万円) 2018年3月期 2019年3月期 増減
売上高 686,284 718,638 +4.7%
経常利益 16,167 17,842 +16.8%
当期純利益 8,944 11,642 +30.2%

エディオンもビックカメラと同様に、業績は良好にもかかわらず、株価が下落しています。純利益30%増は大きな材料となりえますが、業界への先行き不安が重い天井となっているのでしょう。

まとめ

・業績はいい
・家電量販店への先行き不安で株価は伸びない。
・これから株価は下がる(予想は2000円前後)
・買いのサインをたくさん見つけてから買うこと。

ではでは。