銘柄分析

カプコン(9697)株価高騰の理由はバイオ3の発表だけではない。

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モンスターハンターシリーズなどのゲーム会社で知られるカプコンについての記事です。この記事では投資家目線での銘柄分析を行っています。投資家の皆様の買いか売りかの判断基準にしていただければと思います。

カプコン(9697)株価高騰の理由はバイオ3の発表だけではない。

この記事の要点

  1. 2Qで増益するも、1Qほどの増加率が見込めなかった為株価下落
  2. 財務、収益力は増加傾向で、投資対象として優秀な会社
  3. バイオ新作の発表で株価高騰
  4. 株価は妥当。バイオ新作以降のゲームは発表されていない
  5. 優秀な会社が落ち込んだ時は買い時

 

テレビゲームの大手企業

ゲームを知らなくても知っているであろう、あの「ストリートファイター」の生みの親です。
企業情報を載せます。

社名 株式会社カプコン
本社所在地 大阪市中央区
設立 1979年
代表取締役社長 辻本春弘
社員数 連結 2,832人
主な事業 テレビゲームの提供
大株主 自社 21%
(株)クロスロード 7.8%

株主優待制度はありません。

事業

デジタルコンテンツ事業
TVゲーム、PCゲーム、スマホアプリの開発
代表ゲーム
・ストリートファイターシリーズ
・デビルメイクライシリーズ
・バイオハザードシリーズ
・モンスターハンターシリーズ

アミューズメント施設事業
アミューズメント施設「プラサカプコン」の運営

アミューズメント機器事業
パチンコ&パチスロけ筐体および液晶表示基板、ソフトウェアを開発・製造・販売

セグメント別売上高はこんな感じです。

カプコンのセグメント別売上高の円グラフ

 

2Q決算で株価は大幅下落!しかしバイオ3の発表で、、

10月29日に発表された2Q決算の翌日、株価はー8.36%で終値をつけました。
ちなみに2Qの決算内容ですが、ざっくりこんな感じでした。

前年同期比
売上高 -26%
営業利益 +16.4%
経常利益 +31.2%
純利益 +50.2%

減収増益しています。

今期の目玉商品であった「モンスターハンターワールド:アイスボーン」が追加コンテンツの為、通常のゲームよりも価格が安く設定されていたことが起因しています。

決算内容は悪くないのに、なぜ株価は下落したのか

それは、市場の期待値を下回ったからです。

期待されていた理由は2つ

①「モンスターハンターワールド:アイスボーン」は世界中で注目されていたアップデートなので、営業利益に大きく貢献するのではないか。
②1Qの前年同期比が+50.8%と大きく伸長。2Qも同様以上の伸びが期待できるのではないか。

しかし、実際はそこまで爆発力はなく、実前年同期比+16.4%にとどまりました。

これらの材料を織り込んだうえでの株価だったので、決算後に期待外れとなり、株価が大きく下落したとみられています。

一応、モンスターハンターワールドが中国で配信決定、PC版アイスボーンが1月に配信決定
という材料がまだあります。

~12月17日追記~

12月11日にバイオハザード3のリメイクを2020年4月に発売することを発表しました。

今後のビッグタイトルがないことで株価が下がっていた為、この材料で一気に株価は高騰しました。

下記にありますが、カプコンはEPS、収益力ともに5年連続(5年以上前の)増加しており、投資対象としてかなり魅力的な要素を持っています。

実力のある企業が一時の悪化で株価が下がったときが買い時、ということが改めてわかりました。今回は買い時を逃してしましましたが、こういった銘柄に注目していこうと思います。

今後はeスポーツに注力

近年、eスポーツの市場が急拡大しています。

2018年に一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が設立され、プロライセンスが導入されるようになりました。

現在eスポーツは企業チーム、高校の部活にまで波紋を広げています。

カプコンは以前よりストリートファイターシリーズの大会を自社主催で行うことがありました。しかし、内閣によるクールジャパン戦略の一環として、2019年の第74回国民体育大会でストリートファイターのeスポーツ大会が開催されるになるなど、ストリートファイターを日本のeスポーツの代表ソフトとして認められるようになっています。http://culture-ibaraki.jp/esports2019/spsenkoyosen.html

これら国による後押しのある中、
今後はカプコン主催の大会をアジア、北米、欧米にて開催し、事業拡大を考えているようです。


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業績

2016年から2020年(予想)の業績推移です。

カプコンの過去5年間の業績推移

順調に右肩上がりです。
経常利益、純利益は順調に伸びています、2020年3月期の売上高だけ下がっていなければ、完璧でしたね。

続いてEPSの推移です。

カプコンの過去5年間のEPS推移

5年連続増加

これ、だいぶすごいです。
「成長する銘柄」の探し方の一つに”5年連続EPSが増加している”ことがよく挙げられるので、期待したくなりますね。

財務

2015年から2020年の自己資本比率と自己資本の推移です。

自己資本は右肩上がり、自己資本比率は70%越え。

自己資本比率は50%で合格ラインとされています。

健全な財務といえますが、自己資本比率が高い企業はリスクをとらない安全な経営戦略をしがちなので、成長率は鈍い傾向があります。

 

収益力

2016年から2020年(予想)のROE・ROA・売上営業利益率の推移です。

カプコンの過去5年間の収益力推移
なんのもんだいもない。

 

いろんな企業のROEと営業利益率を見てきましたが、5年連続伸び続けている企業はなかな見かけません。

収益力が毎年改善される企業は経営が上手いので、好感と期待が持てます。

株価のうごき

5年チャートです。

過去5年間の株価チャート
引用:楽天証券_カプコン_チャート

株価 2,641
PER 20.45 信用倍率 1.54倍
PBR 3.44 外国人保有率 34.2%
配当利回り 1.3% 浮動株 3.7%

2018年に「モンスターハンターワールド」がバカ売れしてから株価が大きく上がっています。

PER、PBRは同じく家庭用ゲーム大手のスクエアエニックスと比べると低い値となっています。私はまだ割高ではないと判断します。

参考値
スクエアエニックス
PER 39.2
PBR 3.11

信用倍率は低めです。
外国人保有率は少し高いので、NYダウが下落したら注意です。

とにもかくにもゲーム次第。

まとめ

・財務健全
・収益力が5年連続改善
・EPSが5年連続増加
・バイオ新作発表

・バイオ新作以降のゲームが発表されていない。

以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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