ビッグデータ関連のブレインパッドが絶好調なので、銘柄分析、買い時について書かせていただきました。
ブレインパッドは業績好調!その買い時とは?
この記事での要点は3つ
- 業績よし、財務よし
- 材料織り込み済みの株価なので、現在は割高
- 買い時は6200円
以下、会社紹介と銘柄分析について書きます。
300人規模の会社
企業情報です。
社名 | 株式会社ブレインパッド |
本社所在地 | 東京都港区 |
設立 | 2004年 |
代表取締役社長 | 佐藤清之輔 |
従業員数 | 連結306人 |
事業 | ビッグデータ活用サービス |
決算 | 6月 |
主要株主 | (株)ディシプリン |
ビッグデータ関連の事業
主な事業内容は以下の3つになります。
①アナリティクス事業
・データサイエンティストにおよるデータ解析やコンサル
・データ解析ロジックを組み込んだシステム実装
②ソリューション事業
・データを活用したCRM改善
・マーケティングを自動化する場合に必要な海外製システム
・機械学習による予測システムのライセンス販売と
・ビッグデータ分析環境の構築
③マーケティングプラットフォーム事業
・デジタルマーケティング領域において自社開発の自然言語処理機能などを搭載した独自性の強い製品自社開発し、SaaS形式で提供
セグメント別の営業利益はこんな感じです。

一番割合を占めているのはアナリティクス事業ですね。
優位性
・業界髄一のデータシエンス組織
・DMP市場のトップクラス製品である「Rtoaster]を開発・提供
・マイクロソフトコーポレーションが優れたソリューションや サービスを提供したパートナー企業を世界中から 表彰するAward(今回は世界115の国と地域から 2,900を超える応募あり)で、国内企業で唯一 「Retail」部門に選出され、最終選考に入賞。
・Google Cloud™ が、特定の分野に関して より専門的なサポートを実施できる企業を認定する パートナースペシャライゼーション プログラムにおいて、 「機械学習スペシャライゼーション」、「マーケティング 分析スペシャライゼーション」の2つの認定を取得。
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業績は右肩上がり
2017年~2019年の売上高、経常利益、純利益の推移です。

順調に伸びていますね。
文句の付け所がありません。
アナリティクス事業
大型、長期案件受注により売り上げが安定
ソリューション事業
人材強化、組織拡大
分析支援や分析環境構築人的サービスが大きく伸長
マーケティングプラットフォーム事業
主力製品「Rtoaster」が好調に推移
健全な財務
自己資本と自己資本比率の推移です。

利益を残しているので、自己資本は増加していますね。
自己資本比率はほぼ横ばいです。
70%前後をキープしているので、負債が少なく、倒産リスクの少ない企業と判断できますね。
つづいて営業CFの推移です。
営業CFは順調に伸びています。
純利益がちゃんと本業から獲得できていることがわかりますね。
続いて、株主から得た資本を元に、どれだけ効率よく稼げているかを表すROE、そしてROA(総資産利益率)の推移です。
ROE高い!
収益力がとてもいいことがわかりますね。
業界によって差はありますが、
10%以上で優秀とされています。
ROAも高いです。
成長に期待できます。
株価推移と買い時
9月11日
株価 6,740円
PER 50.63倍
PBR 16.97倍
配当 0
信用倍率 1.32倍
外国人保有率 16.6%
時価総額 45,566百万円
PERとPBRは非常に高いですね。
いくら業績がいいと言えど、手を出しづらい状況。
ビッグデータ関連のテーマ株ですが、将来の期待も織り込み済みの模様。
新たな材料が出るまでは調整期間に入り、株価がじわじわ下がってきそうです。
また、配当が0なので、底が堅くはありません。
長期保有よりもスイングトレード向きです。
買い時としては、6200円頃かと。
まとめ
・業績は年々増加中
・高ROE
・自己資本比率高い
・株価は割高
・テーマ株なので、トレンドが過ぎたら下落の可能性
以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。